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歓迎のことば

 

会津若松市長 山内日出夫

 

全国トップレベルの中学生の皆様をお迎えし、第4回全国中学生なぎなた大会が、本市において盛大に開催されますことは、誠に慶ばしい限りであり、12万市民とともに心より歓迎申し上げます。
昨年開催されました第50回国民体育大会「ふくしま国体」においても、なぎなた競技は、本市を会場として開催され、全国各都道府県から選手・監督の皆様方をお迎えし、素晴らしい試合競技や演技競技が展開されました。この大会を契機として、なぎなた競技をはじめとする市民のスポーツへの関心は一段と高まってきております。これもひとえに、関係各位のご尽力の賜物と改めて厚く感謝を申し上げるものであります。
さて、私は、スポーツとは、敵に勝つ前に、まず自分自身に勝つことが大切であると考えております。
この意味におきまして、なぎなた競技は、精神の涵養と人格の向上を図るうえで、誠に素案らしいスポーツであります。
どうか、大会参加の選手の皆様には、頑健な身体と逞しい精神力をもって、日頃鍛えられた成果を遺憾なく発揮され、悔いのない競技を行なってくださるよう念願するものであります。そして、スポーツで培った豊かな心で、友情の輪を一層広げていただければ誠に幸いと存じます。
終わりに、本大会の開催にご尽力いただきました関係各位の皆様に、深く敬意と感謝の意を表しますとともに、本大会の成功とますますのご発展を祈念いたしまして、歓迎のことばと致します。

 

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歓迎のことば

 

福島県なぎなた連盟
会長 宮森栄介

 

「歴史のまち」会津に、全国各地から多数の選手・監督の皆さんをはじめ、大会関係者各位をお迎えし、「JOCジュニアオリンピックカップ第4回中学生なぎなた大会」が開催できますことは、この上ない喜びであり、当連盟会員ひとしく、心から歓迎申し上げます。
なぎなたは、歴史と伝統を誇る日本古来の武道であります。殊に会津の歴史をみるとき130年の昔、故国の急を救おうと、なぎなたを小脇にかいとり、国難にあたった娘子軍の史実が思い出されます。
昨今なぎなたは、国際的スポーツとして大きく発展していると聞いております。
このすばらしいなぎなたの真価を問う機会として、昨年の第50回国体に引き続き、本大会が、ここ会津で開催できますことは、誠に意義深く喜ばしい限りであります。
このような実績が認められてか、この度、なぎなたが会津若松市のシンボルスポーツとして、福島県から育成地域の指定を受け、更に研究を続けることに成り、責任の重さを痛感しているところであります。
選手の皆さんは、これまで鍛えられた力を存分に発揮され、会津での大会が生涯の思い出と成るよう切望してやみません。
終わりに、本大会の開催にあたり、ご尽力下さいました皆様に対し、深く感謝を申し上げ、歓迎のことばと致します。

 

 

 

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